フィジーの生活 「タベウニ島のブナ村訪問」
今回、タベウニ島へ旅行する機会を得ましたので、フィジーの国内線「フィジー・リンク」(Fiji Link)を利用して、タベウニ島のブナ村(Vuna)を訪問しました。
実は、昨年2月下旬に、南半球史上最強のサイクロン(カテゴリー5)がフィジーを直撃しました。
正式名称「トロピカル・サイクロン・ウィンストン」Toropical Cyclon Winston(TC Winston)は、タベウニ島の南部近くの海上を通過したので、「ブナ村」を始め南部の村々は、壊滅的な被害を受けてました。
フィジー気象局の観測で、風速84.9mを記録したそうです。海外ニュースでは、「モンスターサイクロン」と呼んでいました。
災害直後に、ナンディ地区在住の親族たちで寄付を集めたり、生活用品を送ったりの多少の支援活動は行っていましたが、1年以上過ぎた今日まで、現地には行けませんでした。
フィジー国内線ターミナルの建物です。
待ち合わせ場所です。奥のカフェの左のドアから到着した人々が出てきます。
待ち合わせ場所の右奥が、出発ロビーで、奥の壁側に受付カウンターが設置されてます。
(以上、3枚の写真は、去年撮影したものです。)
チェックイン開始です。外国人はパスポート、地元の方は写真付きのID(運転免許証など)の提示が求められます。預け入れの荷物を渡した後、機内持ち込みの荷物を持って重量計に乗り、体重込みの重さを確認されます。
搭乗者待ち合わせロビーです。
搭乗開始のアナウンスの後、手荷物検査を経て、建物の外に出て荷物を抱えて、50~60m先の搭乗機に歩いていきます。手前の飛行機でなく、さらに奥の小さな飛行機です。
この機が、タベウニ便です。機種は、DHC(デ・ハビランド・カナダ)-6 ツイン・オッター 19席 です。
この機は、短い滑走路でも離着陸可能で安全性の高い飛行機です。私も島に滞在していた時には、時々、この機種をチャーターしていました。
この機は、フライトアテンダントは配置されていないので、パイロットが直接、乗客をお迎えしてます。
離陸してすぐのナンディ郊外の住宅街の空からの眺めです。
今日は天候が良いので、機はほぼ直線コースで、ビチレブ島(本島)を斜めに山脈を越えて飛んでます。丁度眼下に、フィジー唯一の水力発電用と上水道源用のダムが見えてます。
機内の様子です。操縦席も直接覗けます。多少空席が・・・
約1時間10分の快適な空の旅で、タベウニ島北端のマテイ空港に着陸しました。
丁度雨上がりで、ヤシの林の向こうに、虹がかかってました。
預けていた荷物の受け渡しカウンターです。ただの板切れですが・・・
建物の壁に、タベウニ島の観光地図が張られていました。
真ん中の、黄色の縁取りの黒い縦線が、本来の日付変更線、180度の子午線を表しています。
世界で、人々が住んでる場所を日付変更線が通過しているのは、タベウニ島だけとのことです。
マテイ空港ターミナルの建物の外観です。
ターミナル内の売店です。この後、2人のパイロットが、ここでインスタントコーヒーとバーガーを立ち食いしてました。
数日前に、タクシーをマテイ空港で待機するように連絡してましたが、私のお願いしたタクシーはまだ来ていませんでした。
タクシー会社に空港から連絡すると、「もう着いたの、うちのタクシーが待ってるはずだが・・・」と言います。迎えのタクシーやリゾート専用車は何台も来てましたが、彼が言う番号の車は見当たりません・・・
次に続きます・・・