南国フィジーで、のんびり退職生活

南太平洋のフィジー共和国で、のんびりと退職後の生活を送っています。フィジーの現地の色々な情報を発信します。

2015年9月のブログ記事

  • フィジーの歴史「民主化までの歩み」(1)

    結局、2000年5月19日、勃発の「スぺイド率いる武装団のクーデター」は失敗し、5月29日にフィジー国軍が、スバ地域に「戒厳令」を宣告し、軍が全権を掌握し議会の解散、チョードリー首相の解任、憲法の廃止などを速やかに行ったため「軍事作戦(多分これは軍のクーデター)」は成功したとの判断です。 その後、... 続きをみる

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  • フィジーの北部ラウ諸島

    クーデターの暗い話が続いたので、ここでフィジーの北部ラウ諸島の、”癒し系”の写真を紹介します。 以前、西部地区のヤサワ諸島の島々を紹介しましたが、東部のラウ諸島は、フィジーのナンディから東に、約350km、本来の日付け変更線(The International Date Line) を越えたところ... 続きをみる

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  • フィジーの歴史「2000年5月の文民クーデター」(4)

    7月13日の、人質解放と武装団の武器の放棄が、クーデター参加者放免の交換条件でした。 放棄した武器を説明する、クーデターの首謀者スぺイド、彼はこの後の裁判で死刑判決を言い渡されましたが、後日減刑で、終身刑となりました。 しかし、この協定に不満なグループ(噂ではクーデター参加者の約半数と聞いていまし... 続きをみる

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  • フィジーの歴史「2000年5月の文民クーデター」(3)

    今回は、「文民クーデター」と呼ばれてますが、実はフィジー国軍の一部兵士たち(噂では、英国軍のSAS出身者たちと言われてました)が協力し、武器庫を開けてスぺイド一味に大量の武器を渡したとの事。 さらに、集結してきたフィジー系住民の賛同者たちにも武器を配ったそうです。 さて、フィジー人のスタッフに当面... 続きをみる

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  • フィジーの歴史「2000年5月の文民クーデター」(2)

    国会議事堂に人質と共に立て籠もったスぺイド率いる武装団は、政権の奪取を宣言し、自らフィジアンの利益を代表としていると主張して、「インド系首相チョードリーの解任」「マラ大統領への辞任要求」「現行憲法を廃止してフィジー系住民の利益の至上性を保証した新たな憲法の制定」といった要求を掲げました。 スぺイド... 続きをみる

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  • フィジーの歴史「2000年5月の文民クーデター」(1)

    2000年5月19日、スバで、フィジーにとっては3度目となる、いわゆる「文民クーデター」が、勃発しました。 その朝、小さな異変は、島の事務所でも起きていました。 さっきまで通じていた「電話」がいきなり沈黙しましたが、よくある事なので気にせず回復を待っていました。 お昼すぎに隣の島から、1隻の小型ボ... 続きをみる

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  • フィジーの歴史「独立後の苦悩」

    1970年に、英国植民地から、フィジーは悲願の独立を果たしますが、これには砂糖キビプランテーションを基幹産業として確立させた、インド人たちの経済活動が大きな原動力となった事は事実です。 さらに20世紀初め頃より、自由移民として富裕なインド人たちが、投資家して各種の分野で産業を育ててきました。 すで... 続きをみる

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  • フィジーの歴史 「英国植民地時代から、独立へ」

    1874年10月 フィジーは英国にフィジーの譲渡を申し入れ、その後、96年間にわたる英国植民地の時代に入りました。 植民地政府は、オバラウ島のレブカに首都を定めました。 フィジーの英国植民地時代の国旗 1879年 フィジーで本格的に始まった、砂糖キビ・プランテーションのため、当時同じ英国の植民地だ... 続きをみる

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  • フィジーの生活 「ナンディ半日観光」

    現在、日本からフィジーへの直行便はありません。 もとエア・パシフィック(現在の、フィジー・エアウェイ)が、成田国際空港からの直行便がありましたが、数年前に廃止になり、現在の「香港便」にシフトしました。 それで、今は日本からどこかを経由してのフィジー訪問となります。 一番人気が、コリアン・エア(大韓... 続きをみる

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  • フィジーの生活 9月18日(金曜日)

    フィジー現地時間、午前7時10分(日本時間、同日午前4時10分)です。 今朝、コリアン・エアで日本から、フィジーでの友人(日本人)の友人がお二人、ナンディ国際空港に到着します。 フィジーの友人が仕事の都合で日本に帰国中なので、私が代わりに案内を頼まれました。 それで、もうすぐ空港に出迎えに行きます... 続きをみる

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  • フィジーの生活「土曜の朝の、ナンディ公設市場」4

    フィジー産のナスです。ほぼ一年中出てます、写真のように2種類あります。1山、1F$(約62円)です。 これはお馴染みの、外側の皮をむいたココナッツの実です。4個、3F$(約186円)です。 熟して自然にヤシの木から落ちたココナッツの実(茶色になった実)です。 ジュースで飲めるのは、ヤシの木に人が登... 続きをみる

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  • フィジーの生活「土曜の朝の、ナンディ公設市場」3

    フィジーでは、野菜の種類は、そんなに多くはありません。それで、同じ野菜を市場内の幾つものお店で売っています。 すべて露地ものなので、なるべく旬で安い物で料理を考えます。 今の時期は、雨期の終わりで気温の下がり始めた頃に植えた野菜が豊富に出ています。 私は、まずざっと市場の中を巡り、購入予定の野菜を... 続きをみる

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  • フィジーの生活「土曜の朝の、ナンディ公設市場」2

    フィジーの街は、通常、月曜から金曜まで、朝8時半頃からお店は開き、午後5時頃には閉店します。土曜日は、朝は同じですが、午後2時にはほとんどのお店は閉店します。 日曜日は、公設市場、各商店はお休みです。 ただし、スーパーマーケットは、月曜から日曜まで開店し、日曜だけ午後2時頃閉店です。また、郊外のミ... 続きをみる

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  • フィジーの生活 「土曜の朝の、ナンディ公設市場」

    今朝、8時半頃の、我が家の前の青空。 今朝、9時頃の、ナンディ公設市場の入り口付近。 土曜の朝は、近海で取れた海産物などが、色々と売られてます。ウニは、こちらでは殻ごと火で焼いて中身を食べるみたいです。他の貝類は、ココナッツミルクで煮込んで食べます。 売り子のフィジー人のご婦人たち。 河豚みたいな... 続きをみる

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  • フィジーの歴史 「インド人の入植」

    フィジーでは、19世紀に入り、白人の入植が始まって以来、様々な大農園の経営が試みられていました。 南北戦争で綿の不足が深刻になった頃は、綿花の栽培が盛んに行われ、かなりの収益を上げていましたが、戦争が終わり好景気が過ぎた後は、コーヒーやカカオの栽培が試みられるなど試行錯誤が続いていたらしいです。 ... 続きをみる

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  • フィジーの歴史 「時代の考察」

    現在のフィジーは、世界的に有名なビーチリゾートの国として知られていますが、国として見れば、未だに世界の先進各国から色々な援助を受けながら国家を運営している、典型的な発展途上国です。 多くのの観光客が目にする観光ガイド本の解説は、ほとんどの場合、リゾートとしての魅力、神秘的に魅惑される自然の残る美し... 続きをみる

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  • フィジーの歴史 「ビセイセイ村(Viseisei)」3

    引き続き、村内の見学・・・ 近代的な作りの、ちょっと豪華な住宅。 村内の、ミニマート。 酋長の一人だった方の住宅で、中を見学できるように開けてありました。上には上がれませんが・・・ 上の2枚の写真の家は、前フィジー大統領イロイロ氏の自宅です。 建坪は大きいようですが、建物そのものは結構質素な材料で... 続きをみる

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  • フィジーの歴史 「ビセイセイ村(Viseisei)」2

    フィジーは、1874年10月に正式に、英国の植民地、いわゆる英国領になりましたが、英国はフィジーに「間接統治」と呼ばれるルールを適用し、フィジー人の伝統的社会組織と権力構造を基盤にして植民地経営を行いました。 つまり、大酋長(Hight Chief)を頂点に、酋長(Chief)たちと一般の人々とい... 続きをみる

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  • フィジーの歴史 「ビセイセイ村( Viseisei )」

    ナンディ国際空港に、午前中に到着した観光客たちが、午後のホテルのチェックインまでの間に半日観光を希望した場合、必ず訪れる観光のスポットに「ビセイセイ村」があります。 「ビセイセイ村」は、ナンディ国際空港からナンデイ湾にそってクイーンズ・ロードを、北に約10km行った、ブンダ・ポイント(Vuda P... 続きをみる

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  • フィジーの生活 自家製「トロピカル・ウスターソース」

    前に作っていた「ウスターソース」を全部「焼きそばソース」に作り変えたので、今日「トロピカル・ウスターソース」を仕込みました。 ネットのレシピを研究して自分なりに材料をそろえ、パパイア、マンゴー、パイナップルを加えて南太平洋風に工夫しましたが・・・ これが今回使用した材料です、しかも煮詰める水は、い... 続きをみる

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