フィジーの生活 「ラウトカ漁港の魚市場」
昨年、ラウトカ漁港に、日本のODA援助とJICAシニア隊員の指導のもとで、新しい「魚市場」が完成しました。
以前のブログで、ナンデイ・タウンの魚市場(公設市場の中にあります)の売られている魚の様子を紹介しましたが、この国では漁師も仲買人も氷を使用しないので、市場の魚の鮮度は保証の限りではありませんでした。
以前から、ラウトカ漁港に、戻ってきて桟橋に接岸した漁船から、人々が直接、魚を購入していました。
桟橋に人々が群れるのは危険なので、同じ漁港内に「魚市場」が新設されました。
早朝は、夜に潜って採った魚が売られているので、結構新鮮な感じですね・・・
ラウトカ漁港の入り口ゲートです。コンクリートの壁に「Lautoka Fishing Port」の看板が見えます。
一応漁港見たいですが、近隣の島々からの小型ボートも沢山係留されています。右側は、地元民の利用するフェリー桟橋もあります。
フィジーで作られた木造船です。ほとんどが漁船でしょうね。
かなり年季の入った木造船です。
魚の水揚げをしている所です。
奥に続く岸壁に、近隣の島からの島民のボートが多く係留されています。
右奥の建物が、昨年、新設された「魚市場」です。
魚市場の中の様子です。
さすが南洋のお魚達、色彩が豊かです。
一匹売りは無く、ひもで繋がれて、数匹ずつ売られています。この魚達で、一くくりF$25-(約1500円)でした。
船から一輪車で運ばれて、カウンターに並べられている魚達。
小ぶりのロブスター達です。
これら高級食材は、トラックの上で漁師から直接、仲買人に取引されていました。
「魚市場」の奥の建物は、船客の待合所です。
トローリングで釣ったという、ワルー(日本のサワラ?)と呼ばれる大きな魚です。
値段は、F$100-(約6000円)だそうです。
「魚市場」の反対側の、大型フェリーの桟橋です。コンクリートの表面で、水中銃のモリの先端を研いでいるフィジー人の漁師さん達に会いました。(フィジー・スタイルと言って笑っていました。)
引潮になったら素潜りで魚を突きに行くそうです。
今日は、早朝の6時半頃来ましたので、夜に獲った魚が主に売られていました。
後午後3時過ぎには、昼の猟で獲った魚が入ってくるそうです。