南国フィジーで、のんびり退職生活

南太平洋のフィジー共和国で、のんびりと退職後の生活を送っています。フィジーの現地の色々な情報を発信します。

世界で一番幸せな国フィジーの幸福論

日本から約9年前にフィジーに来て仕事に就いた私の友人が、フィジーが、2014年の「世界幸福度調査」で世界一になったことと、日頃から彼が感じてたフィジー人の生活習慣や慣習を通じての感想をまとめて、一冊の本を書き上げました。


題して「世界でいちばん幸せな国フィジーの世界でいちばん非常識な幸福論」



いろは出版 定価(本体1400円+税)


フィジーが、未だに発展途上国で人々の経済水準も日本と比べれば、


日本 1人当たりのGDPー3万6200USドル(2014)
フィジー 1人当たりのGDPー4800USドル(2014)


フィジーは、日本の約7.5分の1です、しかも日本はすべての社会インフラが隅々まで整備され人々の生活環境は世界一のレベルと思われます。


それに引き換え、フィジーは社会インフラもほとんど整備されず、電気、水道も一部都市部のみです。
その都市部でも、突然の断水、停電は日常茶飯事です。


私の嫁のタベウニ島の村は、電気はおろか水道設備もなく、道路も主な所だけ舗装でほとんど砂利道です。
島に一か所だけのスーパーマーケットまでの買い物は、一日がかりです。


2014年12月に実施された、世界65カ国を対象としたギャラップとWINによる共同調査によると、フィジー国民の93%が「幸せを実感している」という結果で1位。2位は89%でナイジェリアとコロンビアが並んでいます。
ちなみに日本は、58%で全体で39位(先進国の中では30位)という結果でした。


2015年12月の同じ調査では、コロンビアが1位で、フィジーは2位でした。



この本は、未だ開発途上国でありながら、「世界幸福度調査」で常に上位にランクされるフィジーが、日本人からすればあまりにも非常識だけど、着実に幸せを引き寄せる習慣をフィジー人が持っている事を解き明かしてます。


もし皆様もチャンスがあれば、この本を読んでみて下さい・・・


日本人と全く違う価値観に出会えると思います。



さらに著者は、2014年2月11日、フィジーの大統領が、地球温暖化の影響で国土が水没の危機に瀕しているキリバスに対して「キリバスが水没したら、フィジーが全キリバス人の移住を受け入れる」と表明し、フィジー政府内に対策プロジェクトを立ち上げたことに賛同し、もし本の印税収入が得られたら全額、このプロジェクトに寄付することを申し出ています。


すでにフィジーは、「南の楽園」としての観光産業が、国の一番の収入源になっています。


この「南の楽園」は、世界一幸福を感じているフィジー人たちにより管理運営されています。


一度フィジーを訪れた観光客が、また来たいと感じるのはフィジーの美しいサンゴ礁や砂浜ばかりでなくフィジー人スタッフが振りまく笑顔にも魅了された事とも思われます。


世界一幸福を感じる国民の住んでいる、フィジーの「南の楽園」に来て、彼らと一緒に世界一の幸福に浸ってみませんか・・・














にほんブログ村



にほんブログ村



にほんブログ村

×

非ログインユーザーとして返信する