フィジー7sが、リオ五輪で「金」を獲得!
現在、ブラジルのリオデジャネイロで、「リオ・オリンピック 2016」が開催されてます。
リオ五輪から正式種目になった「7人制ラグビー男子(セブンズ)」の決勝戦が、フィジー時間、昨日の午前10時ごろから行われ、見事フィジーのチームが優勝し、金メダルに輝きました。
7人制ラグビーの存在を、今回の五輪において、日本チームの活躍で、初めて知った方も
おられると思いますが、フィジーでは、国技的なスポーツとして全国民に愛されてます。
7人制ラグビー男子で、金メダルを獲得した、フィジーのセブンズの選手たちです。
そもそも、フィジーが、五輪でメダルを獲得したのは史上初めてです。フィジーの五輪、初参加は、1956年のメルボルン五輪からですので、60年ぶりで初めての、しかも金メダル獲得です!
上記の写真は、今朝の「フィジー・タイムス」の特別号の記事の抜粋です。
この記事を書いてる途中で、リオの7sラグビーの選手団が帰国予定日(今月21日)の次の21日(月)が、国民の祝日に決定されたとのニュースが入ってきました(笑)
リオ五輪から正式種目となった7人制ラグビー(セブンズ)の各国のランキングは、毎年12月から翌年6月までの期間、世界各地で行われる、「ワールドラグビーセブンズシリーズ」の10大会において、10大会全てに参加出来る「コアチーム」15チームと、その大会毎に招待される「ゲストチーム」1チームの合計16チームが争い、その試合結果をポイントに換算したものが、セブンズにおける国別ランキングとなります。
セブンズの強豪国は、シーズン総合優勝が12回と最多のラグビー王国ニュージーランドと身体能力抜群の選手が集まったフィジー、同じく南アフリカとオーストラリアなどの国々です。
実は、現在の世界ランキングは、2015-16シリーズで、10大会のうち3回優勝したフィジーが、1位となってます。
2位が、南アフリカ
3位が、ニュージーランド
4位が、オーストラリア
日本は、このシーズンは、コアチームに参加できなかったので15位ですが、昨年の昇格戦で優勝したので、2016-17シーズンは、コアチームとして参加が決まってます。
それで、リオ五輪において、フィジー7sが、メダルを獲得する可能性が高かったので国を挙げて期待が高まっていました(笑)
みごと、それに答えて、金メダルを堂々と獲得したのには感動しました・・・
それと、惜しくもメダルは逃しましたが、日本7sの活躍も素晴らしかったですね!
私は前から、フィジー7sの強さには感心してました。
フィジーの人口、推定87万人と言われてますが、インド系のラグビー選手は、何故か、一人もいません・・・ので、約44万人の先住民フィジアンの代表ですが、日本で言えば、ほんの地方都市の人口レベルです。
言い換えれば、都市選抜のチームが、世界一になったと言うことです。
フィジー7sの、今後の活躍を、期待しています・・・
最後に、昨日の決勝戦の中継された午前中は、役所、事務所など、フィジー中の機能が停止してました、皆さん仕事を放棄して、TVでフィジー7sを応援してましたから(笑)