南国フィジーで、のんびり退職生活

南太平洋のフィジー共和国で、のんびりと退職後の生活を送っています。フィジーの現地の色々な情報を発信します。

フィジーの生活 「首都のスバ市に日帰り出張」

先日、ナンディの「ポート・デナラウ」でレストランを営業されてる日本人の方の代理で、フィジーの首都のスバ市の役所まで、日帰り出張しました。


自宅を、午前6時頃出て、タクシーでナンディ・タウンの「リターン・タクシー」乗り場へ。自宅からタクシーでここまで、6.50FJD(約390円)でした。
写真は、毎日、ナンディとスバを往復している、ベテラン運転手と車です。
「リターン・タクシー」とは、フィジーの規則で、お客さんを目的地で降ろした、タクシーは自分からメーターで走行は禁じられてます。それで、待機場所に戻る車は、ヒッチハイク方式で、路線バス代でお客さんを拾いながら帰ります。
その規則を応用して、ナンディ~スバ間(道路距離で、約200km)をメーターで走ると、200FJD(約12000円)を越えますが、「リターン」と称して、1名のお客さんから片道、25FJD(約1500円)で、合計4名の乗客が集まったら出発です。
タクシー側の収入は、片道、100FJDですが・・・


この日は、3名集まった時点で、運転手から「1人、30FJD(約1800円)負担では?」とお願いがあったので、全員Okayして、午前6時半過ぎに出発しました。


すぐ横の道路上で待機中の、やはりナンディ~スバ間を主に走る乗り合いのバンです。「ビチミニ」と呼ばれてます。1人、片道、18FJD位の料金ですが、スピードの出し過ぎでよく事故ってます。(当然、死亡事故になるケースがほとんどです。観光客や留学生たちは原則利用が禁止されてます。)
こちらも、満席になり次第、スバに出発です。


午前7時半過ぎに、シンガトカ町を通過・・・この後は、コーラルコースト」と呼ばれている、サンゴ礁の海岸沿いを走ります。



コーラルコーストの国道沿いのフィジアンの村で、茹でたトウモロコシを売ってます。1本、1~2FJDです。現地で栽培して収穫したものを、皮を剥かずにそのまま大きな鍋で茹でます。それで鍋の水は、まっ黄色になってますが・・・


「マウイ・ベイ」と呼ばれる、新しい別荘地に建設された、ガソリンスタンドで休憩です。


分譲別荘地「マウイ・ベイ」(Maui Bay)は、国道の海岸側をコンクリートの塀で仕切り、300坪程度の敷地を、海岸にそって区画造成され、それぞれの敷地が海岸に面してます。
国道沿いに、この様に海岸を切り取った感じの別荘地が、数か所建設されてます。各ゲートに警備棟があり関係者以外立ち入り禁止です。


こちらはガソリンスタンドの脇に建設された、ビラ(貸別荘風ホテル)です。


受付棟の裏に、2階建てのビラが見えてます。手前が、大きなプールになってます。


コーラル・コーストの東の外れ、ナンディ町から、約150kmの位置に、「パシフィック・ハーバー」(Pacific Harbour)と呼ばれる、別荘地や大型リゾート、フィジーの伝統芸能が観られる「アートビレッジ」などが立地しています。写真は、「パシフィック・ハーバー」の交番です。


交番のすぐ先の、「アート・ビレッジ」の建物群です。カフェやレストラン、銀行、ホテル、スーパーなどの複合施設で、この建物群の裏が、フィジーの古典的なビレッジを再現した文化施設が広がっています。


「パシフィック・ハーバー」を過ぎて、約1時間でスバの中心街に入りました。パシフィックハーバーからスバの手前まで強雨でしたが、市内は雨は上がっていました。


写真の右側のビルが「ドミニオン・ハウス」(Dominion House)で、2F(日本式に言えば、3階)に、「在フィジー日本大使館」が入っています。


正面のビルは、「BSP スバ・セントラル」(BSP Suva Central)で、上階に日本の国際協力機構「ジャイカ」(JICA)の本部事務所が入っています。


スバの街の、「マクドナルド」です。


スバの行政区の中心に立地する、「行政府」(Government Building)です。英国植民地時代の、1939年に建設された歴史を感じさせる建物で時計塔も設置されてます。現在も使用されています。


「行政府」を見守るように、19世紀半ば過ぎにフィジー全土を統一した、バウ族の「ザコンバウ王」の銅像が置かれてます。


1871年、「ザコンバウ王」は、英国に正式にフィジー王として認められましたが、1874年10月、英国にフィジーの譲渡を申し入れ、その後、96年間にわたる英国植民地時代に入りました。
台座の裏面に、当時、英国に譲渡を申し入れた、彼を含めて13部族の代表者の名前が記されています。
フィジーは、1970年10月10日に、念願の独立を果たし、英連邦30番目の加盟国となりました。



今日の目的の役所に、午前10時前には受付を済ませて、待つこと約1時間で、ある「証明書」の申請を済ませましたが、のらりくらりと待たされ、昼食後も延々と待たされ、最終的に明日には仕上げるからとの約束で、私は4時前まで待った挙句、ナンディへ戻るために帰りのタクシー乗り場に向かいました。


でも、22日の翌日も書類は完成してなかったそうです。



全くお役所仕事は、国が違っても同じような感じですね(笑)




































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「祝・フィジーから日本(成田)へ、直行便復活!」

先のブログでも紹介しましたが、フィジーから日本への直行便の復活をもう少し詳しく報告いたします。



フィジーの国営航空会社の、フィジー・エアウェイズは、12月6日に東京都内で記者会見し、2018年7月3日から、成田国際空港ナンディ国際空港間の直行便を就航させることを発表しました。
成田~ナンディ線は、成田発:火、金、日曜の週3便運航で、日本~フィジー間を約9時間で結びます。


機材は、エアバスA300-200(ビジネスクラス24席、エコノミークラス249席)もしくは、300型機(ビジネスクラス24席、エコノミークラス289席)を使用予定。


成田~ナンディ線は、エコノミークラス席は、通常運賃、往復8万3000円前後になる予定だそうです。
就航記念で、特別運賃、往復5万6200円(すべて込み)を座席限定で提供するとのことでした。
フィジー発では、特別運賃、往復999FJDの限定販売が、既に締め切られました。


FJ350便:成田(21時25分)発 ~ ナンディ(翌09時05分)着
FJ351便:ナンディ(13時25分)発 ~ 成田(19時30分)着


私の場合は、福岡県が故郷なので、大韓航空で仁川経由、福岡国際空港着で、往復してましたが、往復運賃(すべて込み)は、約16万8000円でした。


成田国際空港への往復運賃を考えても、「フィジー・エアウェイズ」の利用がより安くなるようです。


2009年3月で、日本(成田)への直行便の廃止より、実に9年4か月ぶりの、日本への直行便(ナンディ~成田線)の復活です。


フィジー・エアウェイズでは、2009年当時のフィジーへの年間日本人観光客数、約2万人を、初年度の目標にしてるみたいです。昨年は、留学生込みで、約6000人程度でしたが・・・


是非、皆様のフィジーへの観光旅行などでの渡航をお待ちしています!



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フィジーの生活 「12月のポート・デナラウ」

先日の日曜日に、久しぶりに「ポート・デナラウ」に行ってきました。


「ポート・デナラウ」の玄関口の、クリスマスの飾り付けです。炎天下の下で、冬服仕立て「サンタクロース」が、暑そうにうつむき加減で立っていました。




この時期、「ポート・デナラウ」のいたるところに、クリスマスの飾り付けが施されてます。



お昼前の時間帯ですが、比較的に観光客は少ないようです。



桟橋の手前に、新しく大型の白いテントが設置され、その下に観光各社の受付ブレが開店中でした。


プライベート桟橋には、個人所有の「スーパー・メガ・ヨット」も係留中です。個人で大型クルーザーを所有して世界を周航するのは、「究極の大人の遊び」でしょうね!




クリスマスの時期に、赤い花を咲かせるこの樹を、地元では「クリスマスツリー」と呼んでいます。日本名、「鳳凰木」だそうです。


先日、フィジー・エアウェイ(元エア・パシフィック)から、2018年7月3日から、日本の成田国際空港にフィジーのナンディ国際空港から、直行便(週3便)を復活させますと発表がありました。


2009年に成田直行便が廃止されてから、実に約9年ぶりの復活です。


1999年に、日本人観光客年間最高(4万数千人)を記録して、2000年5月のスバでのクーデター勃発で、危険度2~3に指定され観光ツアーが途絶えました。
この時期、年間の総観光客数は、約40万人でした。


その後徐々に日本人観光客も増えてきましたが、2009年当時で、年間2万数千人と聞いていました。
2009年の直行便廃止を受け、毎年観光客数は落ち込んで、去年は、留学生を含めて、6千人弱と聞いていました。なお、年間留学生は、約1500人だそうです。


つまり、フィジーでは、2000年のクーデターの影響が収まるにつれて、欧米人の渡航は増え、去年の年間旅行者の数は、約69万人と聞いています。


日本人は、観光客数は、4500人程度ですので、今や1%を切ってました。


その後、仁川(ソウル)、香港、ポートモレスビー(PNG)などを経由してフィジーに日本人の観光客は来られてましたが・・・


来年、直行便が復活したら、日本からの観光旅行者が増えることを祈念しています。














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