南国フィジーで、のんびり退職生活

南太平洋のフィジー共和国で、のんびりと退職後の生活を送っています。フィジーの現地の色々な情報を発信します。

フィジーの生活 「フィジーの郷土料理、スイ」

フィジーの伝統的な郷土料理に、骨付き牛肉のスープ「スイ」(Sui)があります。


地元の方々に大変人気なメニューです、基本的には家庭料理ですが、ローカルのレストランの人気メニューの一つでもあります。


今回は、イスラム教徒の「犠牲祭」の時に、我が家の大家さんからいただいた骨付き牛肉の一部、約1.3kgを使用しました。


まず、沸騰させたお湯で、10分以上下茹でした後、水で灰汁や汚れを洗い流します。
それを圧力鍋に入れたところです。


水を、1500mlと玉ねぎ1個、ローリエ2枚、乾燥ハーブ、生のパセリ、ニンニク3個、塩少々を加えたところです。
地元では、基本、水と塩だけで、2時間以上、コトコトと煮込みますが、私は多少アレンジしてます。


圧力鍋は、地元で、約10年前に購入した、旧式のタイプですがパッキンのゴムもへたらず、今も密閉され圧力もちゃんとかかります。
強火にかけて、最初の蒸気が出てから、火を中火にして、約40分間煮込みます。


加熱終了後、自然に圧が下がるまで放置して、蓋を取ったところです。白い骨も外れて出てます。
500mlほど水を足して、再び加熱し沸騰したら火を止めて、約3時間放置して味をなじませて、さらに仕上げに塩コショウで味を調整して出来上がりです。


その間、付け合わせの「タロイモ」を茹でます。


タロイモ3個(約3kg)で、5FJD(約300円)です。


今回は、1個だけ皮を剥いてカットして、約10分、水で晒した後、10分ほど竹串がすっと通る位まで塩茹でしました。


定番は、「ウォーター・クリス」と呼ばれる野菜をスープに入れるのですが、今の時期は手に入らないので「ツンブァ」と呼ばれる野菜の葉を使用しました。1束、1FJD(約60円)です。
葉の部分だけを千切り、お湯で下茹でしておきます。


緑の葉っぱは、スープを器に盛る直前に鍋に加えて1分ほど煮込みます。
それぞれを盛りつけたら、完成です。


通常の食べ方は、スープにレモンを絞り込んでから、食します。


簡単な料理方法ですが、煮込むことで骨からもスープが取れて、素朴ながら美味しいスープに仕上がります。


通常は、街の肉屋さんで、「スイ」用の骨付き牛肉を買ってから調理します。


圧力鍋で調理しますので、地元の牛肉でも柔らかく仕上がります。


我が家でも人気のメニューですから、時々調理します。
























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