南国フィジーで、のんびり退職生活

南太平洋のフィジー共和国で、のんびりと退職後の生活を送っています。フィジーの現地の色々な情報を発信します。

フィジーのインターネット環境

フィジーの通信会社は、テレコム・フィジー(TFL)、主に固定電話と離島向けの無線回線事業、
携帯電話事業は、先行のボーダフォン(Vodafone、イギリス本社)とディジセル(Digicel、ジャマイカ本社ですが、南太平洋各国に進出中です。)
TFLは日本のNTTみたいな組織です。


フィジーのインターネット環境は、まだまだ整ってはいません。でも、年々発展している事は事実です。

インターネット接続のプロバイダーは、主に「TFL」の子会社のコネクト(Connect)、Wi-Fi接続事業は、
ボーダフォン(フラッシュ・ネット、ポケットWi-Fiなど)、ディジセル(フラッシュ・ネット、ルータータイプなど)。
インターネット・カフェは結構どこでもお店があります。特に街中には日本語対応のPCも何台か置いてある店もあります。使用料は、1時間、1F$(約65円)位、YouTubeなど動画を見る時は別料金。
観光客相手のレストランなどは無料WI-FI完備が増えてきました。最初、飲み物や食事をすると無制限だったお店が、日本人留学生などが集まり、コーヒー1杯で長時間利用しだしたため、現在では時間制限(1時間か30分)に変わりました。
ナンディ国際空港も、前は無料接続だったのですが、今は30分、5F$です。



一般的に外国人は、コネクトとの契約は難しいです。
外国人補償金を請求されるし、貸家の大家さんからの配線承諾書も必要で、基本的にコード接続です。



我が家の、ネット接続状況


すべてボーダフォンの、右から4Gフラッシュ・ネット、(USB型のWi-Fi)、3GポケットWi-Fi、

一番左が現在使用中の4GポケットWi-Fiで、5台まで利用できます。


我が家は、私のPCと嫁のアップルの iPadを主に使用して、月に合計、16GB、50F$(約3,250円)です。YouTubeなどはめったに利用しません。コネクト接続もディジセル・ルーター利用もほぼ同額料金だと聞いてますが。
携帯電話とWi-Fi の利用は今はすべてプリペイド方式でチャージ料金が無くなれば「リチャージカード」を最寄りのお店で買って自分でリチャージして使用します。
その昔、携帯電話の月払い契約の会社が営業を始めましたが契約者が携帯電話を使うだけ使って請求書がきても踏み倒す人が続出で、すぐに店じまい(多分倒産)しました。



今現在、4Gの最新式のポケットWi-Fiを使用していますが、日本のネット環境に比べると非常に遅く、毎日夕方には接続困難やさらに遅くなったりします。
フィジーのネットの本流の容量が不足しているのでしょうね。



でも数年前まではローカルの友達は家庭にネット環境のある人やPCを持っている人が少なく、ネットカフェでしかfacebookやメールのチェックが出来ませんでしたが、今は安いスマートフォンが普及しだしてネット接続も出来反応も早くなりました。
さらに、Viber、Line、Skype なども使いこなしてます。


ちなみに、安いスマートフォンで、250F$位です。iPone6は、2700F$です。どちらも、ボーダフォンの正規店で。
中国人経営のコピー商品はこの限りではありません。












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フィジーの人々(4)フィジーの教育事情

フィジーの人々(3)で、フィジーの教育制度の事に触れましたので、その続きで・・・

ナンディ・タウンのセカンドリーを無事卒業した女の子たちが卒業祝いの後、ナイトクラブ・デビューのため「ドレスアップ」して記念撮影です。この中で1名だけが、スバの南太平洋大学(USP)に合格しています。セカンドリーからは2名だけの合格者です。後の子は就職半分と高等専門学校進学です。
私もこの後ナイトクラブに付き合ってと言うより、保護者の代理で引率して、朝まで付き合わされました。



フィジーの教育制度は、前回セカンドリーまで触れましたが、プライマリー(Class1~8) 6歳~13歳、セカンドリー(Form3~7)14歳~18歳の内、Form6で修了する学生も多くいます、それは地元の有力会社が採用条件を,Form6以上としているためです。日本式に言えば、Form6で高校卒業と同等です。
セカンドリーの上が、サーティアリー(Tertiary) Level 1~3 で、高等専門学校、大学となります。
セカンドリーから進学するのは60%位と言われています。



フィジーの最高学府は、首都スバにある、南太平洋大学(University of South Pacific) です。
南太平洋大学は、南太平洋唯一の総合大学としてオセアニアの小規模島嶼国家(フィジー、クック諸島、キリバス、ナウル,ニウエ、サモア、ソロモン諸島、トケラウ諸島、トンガ、ツバル、バヌアツ、マーシャル諸島)12カ国で設立されています。本部、メインキャンパスはフィジーの首都スバで78ヘクタールの面積があります。各加盟国に分校とサテライト・キャンパスもあり衛星中継で講義が受けられます。法学部はバヌアツの首都ポートビラ、農学部はサモアの首都アピアにあります。



フィジー国立大学(Fiji National University)は、この数年で徐々に拡充されて大きくなって来た新設の大学です。
近年人気を呼びつつあるのが、フィジーの航空学校でナンディ国際空港の滑走路に隣接して校舎があり地元の学生や海外からの留学生もパイロットを目指しています。
フィジーには、各地にオイルマッサージを主体とした、スパがあるので、マッサージ師養成学校も女性に人気です。
海外からの奨学金制度で海外の大学に進学するチャンスもあります。



現実は厳しく、大学を卒業しても職に就けず、故郷の島に戻る学生も多く見られます。









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フィジーの人々(3)


フィジーの本島から東に数百キロ離れた島の結婚式の後の披露宴の様子。
料理は、素朴な感じですが大変美味しいです。特にロボ料理(南太平洋で伝わる、伝統的な蒸し焼き料理)が私は大好きです。


上の二枚は、子供専用席の様子です。

同じ島で別の日の、ビレッジ・スクールの生徒たち。
私を見るために授業の休憩時間に校庭のフェンスまで集まったところです。男女混じっていますが良く見ないと区別がつきにくいです。



フィジーは英国式に準じた教育制度で、島のビレッジ・スクールは初等教育(Primary school)で、8年制です(6歳~13歳)。8年生の時に試験があり合格すれば中等教育(Secondary school)5年制(14歳~18歳)に進学できます。これも卒業すれば、大学1年次修了と同等の資格です。
フィジーでは、PrimaryからSecondaryへの進学率は50%位と言われています。


セカンドリーは、大きな島にしか学校がありませんので進学する子供は島を離れてセカンドリーの寄宿舎に入って勉強します。学費はセカンドリーまでは無料ですが、学用品、制服代、生活費などの関係で試験に合格していても進学できない子もいるみたいですが・・・





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