南国フィジーで、のんびり退職生活

南太平洋のフィジー共和国で、のんびりと退職後の生活を送っています。フィジーの現地の色々な情報を発信します。

フィジーの歴史 「英国植民地時代から、独立へ」

1874年10月
フィジーは英国にフィジーの譲渡を申し入れ、その後、96年間にわたる英国植民地の時代に入りました。
植民地政府は、オバラウ島のレブカに首都を定めました。


フィジーの英国植民地時代の国旗


1879年
フィジーで本格的に始まった、砂糖キビ・プランテーションのため、当時同じ英国の植民地だったインドから、最初の年季契約労働者たちが到着しました。


1881年
ロツマ島が英国の植民地となりました。


1882年
首都を現在のビチレブ島スバ(Suva) へ移しました。
砂糖キビ・プランテーションも基幹産業として成長し、さらに、インド人自由入植者たちの経済活動も国家形成の大きな原動力になって来ました。



代表的な、英国植民地時代の歴史的建物。

1902年に建設の、ローマン・カトリック大聖堂(Roman Catholic Cathedral)。


1914年に建設の、グランド・パシフィック・ホテル(Grand Pacific Hotel)。
このホテルは、1992年に閉鎖されました。



2年間かけて、増改築されて、昨年オープンした、現在のグランド・パシフィック・ホテル。


1939年に建設された、行政府(Government Building)。時計台側の眺め。



1970年10月10日
フィジーは念願の独立を果たし、フィジー自治国として英連邦30番目の加盟国となりました。
この時英国は、ロツマ島もフィジーの保護領として組み込みました。
初代首相に、ラトゥ・サー・カミセセ・マラ(Ratu Sir Kamisese Mara) が任命されました。


フィジー独立後の国旗
1970年10月10日に制定され、その後国章は一部変更されましたが、全体のデザインはそのままです。


昨年、9月の総選挙で誕生した、民主新政権は、真の独立を目指す意味で、国旗のユニオンジャックを外した、「新しい国旗」の制定を進めています。
当初は、今年のフィジー・デイ(10月10日)からの運用を目指していましたが、12月末までに変更された模様です。
(国民に、公募した新国旗の候補デザインを発表し、ネットでの国民人気投票まで行いましたが、候補デザインが、すべて国民に人気がなく、制定を先送りしたと聞いていますが・・・)









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