フィジーの生活 「ナンディ地区の広域断水」
今年の新年早々、ナンディ町全域とラウトカ市の一部で、2月3日(土)から6日(火)の、4日間にわたり水道本管改修工事のため「断水」しますとの広報がなされました。
フィジーでは、短時間の「断水」や「停電」は、予告なしに突然発生します。
日本では考えられないと思いますが・・・
元々、電気と水道の公共的なサービスは、本島でも、海岸線の国道沿いが主で、内陸部はほとんどサービスが届いていません。
他の島では、フィジーで本島の次に大きな「バヌアレブ島」の大きな町部のみのサービスとなってます。
我が家の近くの空き地に仮設置された、水タンク(5トン)です。断水の始まった初日の午後に給水車で水を入れてました。
TVニュースでは、約1000ヶ所に仮設置したそうです。
トラックからの給水の様子です。仮設の水タンクは、土盛りした上に設置されてます。
フィジー方式の、給水ホースと水の止め方です。タンクの2ヶ所にホースが取り付けられて、先が紐で縛られてます。水を出すときは紐を外して、ホースを伸ばして使用し、止めるときは写真のようにしてくださいとの説明でした。
4日間も断水するとの事でしたので、スーパーでは、「ナチュラル・ウォーター」が、箱詰めで次々に買われてました。
我が家でも、1箱(1.5L、12本詰め)と、ゴミバケツを購入しました。
一般家庭で、生活用水、1日に最低50L、4日間合計200Lは、用意するように広報されてます。
結局、我が家は、ナチュラル・ウォーター1箱、ゴミバケツ2個、中古ペットボトル 約20本、手持ちの鍋4個に、さらに子供用ビニールプールに満水で、準備しました。
これで何とか、4日間を乗り切りたいですが・・・