フィジーの生活 「バ町へ、日帰り旅行」2
ラウトカ市から、キングス・ロード(国道)を時計回りに、緑豊かなサトウキビ畑の中を北上し、最初の大きな川、バ川を渡るとバ(Ba)の町に出ます。
ビチレブ島北部最大の町でもあります。ラウトカから、約37km、車で約1時間の道のりです。
サトウキビ産業に支えられ、インド人たちにより作られた町で、大きなモスクが町の中心にそびえ、インド料理の香辛料やスイートを販売するお店があちこちにあり、商店からはインド音楽が流れ、町が発散するニオイや雰囲気は、典型的なインド人の町みたいです。
バスセンターとは、背中合わせの商店街です。
スーパーマーケット「ニュー・ワールド」の看板も見えます。
最初の商店街の切れるところです。イスラム教徒の女性が歩いていました。
すぐそばに、大きなモスク(イスラムの礼拝堂)がありました。
モスクを左側から見たところです。
モスクの側をさらに進むと、大きなロータリーがあり、そのそばに不思議な形の建物が見えてます。
実は、サッカーボールを大きくしたような建物で中に部屋もあります。
フィジーの国技に近いのは、7人制ラグビーですが、プレイヤーはフィジアンのみです。そこで、インド系に人気なのはサッカーで、実は、バ町のチームが、フィジーで最強チームなので、その象徴と言った建物でしょうね。
大きなロータリーから奥に、V字型に、二方向に商店街が伸びてます。正面のビルは、フィジーでも大手のインド系宝飾店「アニタ」(Anita)の店舗です。
左側に入るあたりです。トヨタのプリウスが駐車してます。今、フィジーでは、プリウスが大人気です。もちろんメインは中古車で、5年落ちクラスが多いです。
インド系雑貨屋です。左のショーウインドーには、ヒンドゥー教系の飾り物が展示されてます。
インド人女性のサリーのお店です。
インド系宝飾店です。
右側にも、インド系宝飾店がありました。
実は、バを東に山側に入ったところに、フィジー語で「金の石」という意味を持つ「バツコウラ」(Vatukoula)という町があり、フィジー唯一の金鉱山の町です。産出量はそれほど多くはありませんが、現在も採掘が続いています。
その関係もあり、バ町が、インド系貴金属商の一番多い町です。
上の写真の、右端にもインド系宝飾店が・・・この界隈だけでも、4~5軒の宝飾店が発見できます。
道路は意外と広く、5~600m先まで商店街が続いているようです。ほとんどが歴史を感じさせられるような古い建物みたいです。
バの中心地は、全然計画性が見られず、あちこちに広がっています。時代とともに、少しづつ建設され大きくなった感じの町並みですね。
大きな町と言っても、多分、人口2万人を下回るくらいですから、この時間帯、人通りは少ないです。
また次に続きます・・・