南国フィジーで、のんびり退職生活

南太平洋のフィジー共和国で、のんびりと退職後の生活を送っています。フィジーの現地の色々な情報を発信します。

フィジーの観光事情

フィジーは、南太平洋で最もリゾートとして成熟していると言われています。
世界有数の大きなリゾートホテルが多くあり、マリンスポーツなどの環境が整備されて多くのお客様を、美しい海やサンゴ礁での楽しみに誘います。
また、離島にある小さなリゾートでは、日常を忘れて、自分達だけでゆっくりしたいお客さまの要望にも答えています。


現在では、観光が、フィジーの一番の産業として国を支えています。


フィジーの海外からの観光客数は、昨年で、統計上、約67万5千人となっています。
内訳、50%強がオーストラリアから、約15%がニュージランドからで、後アメリカ、南太平洋諸国、ヨーロッパからと続いています。


日本からの観光客は、1999年の、年間約4万5千人をピークに、昨年は6千人を割り込んだそうです。
現在、フィジーでの日本人の語学留学が盛んになり、年間約1500人と発表されていますので、純粋の観光客は、約4500人でしょうか。


日本人観光客の一番人気の、ママヌザ諸島のマナ島の「マナ・アイランド・リゾート」です。
プライベートの空港もあり、ナンディ国際空港から契約航空会社の小型機で約15分で到着です。(2名からの要予約)
船便は、ポート・デナラウから観光船で、約1時間の船旅で到着です。


日本人観光客の減った原因は、2000年5月に、スバで発生した「クーデター」の影響で、日本の外務省から、フィジー全土に「危険度2」、スバ地区に「危険度3」が発令され、以後、日本からのすべてのツアーがストップしました。


その後、少しずつ回復して、年間2万5千人くらいまで増えていましたが、2009年に成田からの直行便が廃止されたことで、また減少傾向になり、現在に至ってます。


逆に、数年前より、爆発的に増えた中国からの観光客の影響が、フィジーの各地で色濃く出て来るようになりました。
各免税店での、中国語表記や中国のお祭りに合わせたイベントの開催など、等々・・・


今では、私も街を歩けば「ニーハオ!」と挨拶される今日この頃です(笑)



ナンディ町のデナラウ・アイランドが開発後、最初の高級ホテルとして、1987年に開業した「シェラトン・フィジー」のプール。
その後、2008年に全面改修が行われました。


各部屋は、雁行型に配置され、全ての部屋から海が眺められます。


西を背にして建てられた、シェラトンのチャペルです。
結婚式は、午後にセッティングされ、参列者は牧師さんの後ろに、夕日を眺めながら青い海原を借景にセレモニーは厳かに進められます。



実は、フィジーには、1泊 F$20-(約1200円)のドミトリールームのある、「バック・パッカー」専用のリゾートホテルから、7星を自認する高級ホテルまで存在して、お客様の旅のスタイルとご予算に応じて、リゾート(ホテル)を選択できます。


現在フィジーで、最高級を誇る、「ロザーラ・アイランド・リゾート」のコテージです。
上の写真のコテージは、1泊 US$5000-(約58万円)のタイプです。


このリゾートの一番高いお部屋(全部屋コテージタイプ)は、1泊 US$4万(約460万円)です。(すべてのサービス付き)
離島リゾートは、大体最低7泊からとなっていますので、最低約3220万円必要です。しかし、島での滞在費は、食事代、飲み物代、アクティビティなどすべて込です。


このリゾートの、コテージはすべて絶景の場所に建てられています。


リゾートのメインプールです。


私も一度は、訪れてみたい離島リゾートですが、個人的には無理なので、どなたか招待して頂けませんか?(笑)


現在フィジーの人口は、約88万人と言われていますが、海外からのお客さんが、年間70万人に迫っています。


私も、元フィジーの高級離島リゾートのGM経験者として、観光産業がこのまま伸びていくことを願っております。


せめて、日本からの直行便の復活を、強く要望しています。


(一部の写真は、ネット上から拝借しています。)


次に続く・・・

























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