南国フィジーで、のんびり退職生活

南太平洋のフィジー共和国で、のんびりと退職後の生活を送っています。フィジーの現地の色々な情報を発信します。

トロピカル・サイクロン「ウィンストン」の大きな爪痕!

サイクロンの通過後、日が経つにつれて被害者の数が増えてきて、今日現在で、45名の方の死亡が確認されました。


それと各地の国立病院や民間病院は怪我をした患者さんで満員の状態だそうです。


さらに、サイクロンが直撃した島々や地域の、被害の様子が、現地に入った調査団によって徐々に明らかになって来ました。


ヤザタ村(Yacata Village)編

私の壁紙に使用している写真の島の唯一のヤザタ村(Yacata)の、10数年前の空撮写真です。


こちらが、サイクロン直撃後の、数日前の空撮写真です。
かなりの家が損傷を受け、ジャングルの緑が失われているのが良く分かります。
ほぼ中央の、丸い屋根の建物は、5~6年前に新築された村の教会です。


ヤザタ村は、北部ラウ諸島に位置する、ヤザタ島(Yacata Island)のただ一つの村です。


私が同じリーフにある、隣の島に滞在していた時の現地スタッフは、ほとんどこの島から通ってきていました。


海から眺めた村の様子、見事に山の上までジャングルの緑が消えてます。




数軒の家屋が消えた海岸側の様子です。



なんとか建物が残った村の教会です。手前は吹き飛んだ家の跡地です。


フロアだけが残った家です、水タンクにも大穴があいています。


粉々になった家の跡でたたずむ村人です。


廃材で作った仮小屋です。


このような状況下でも、笑顔を絶やさない村の家族です。


こちらの島が、私が数年前まで管理運営していた、プライベート・アイランド・リゾートです。こちらもジャングルの緑が消えて、丘の上の滑走路の飛行機まで眺められます。
でも海は、サイクロンの去った後、今日もコバルト色に輝いています。


以上の写真は、フィジー政府の公式調査団の公開した写真を、お借りしました。


私が島に滞在していた時も、2回ほどサイクロンの被害がありましたが、ここまでの被害は初めてです。


カテゴリー5、瞬間最大風速90m以上のサイクロンの直撃は殺人的な脅威だったと思います。
島の村にいた人々は、生きた心地がしないような長い夜を過ごされたと思います・・・



私の島の生活、10数年の間、ヤザタ村は生活の一部として存在していましたので、サイクロンの被害には心から悲しく思うと同時に、一日も早い、ヤザタ村の復興を心から祈っております。






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