南国フィジーで、のんびり退職生活

南太平洋のフィジー共和国で、のんびりと退職後の生活を送っています。フィジーの現地の色々な情報を発信します。

トロピカル・サイクロン「WINSTON」来襲!


先週土曜日の午後、トロピカル・サイクロン「ウィンストン」が、フィジーの本島北部をかすめて東から西へ通過しました。



ニュースでは、南太平洋で観測史上最大のサイクロンに発達し、フィジー北部で最大瞬間風速90mを観測したそうです。



すぐ右の家に住んでいるフィジアンの女の子達です。


一夜明けた、日曜の朝の我が家の前のすぐ奥の道路冠水の状況です。この数時間後、大雨が降り続き道路はもっと深く水に覆われました。



我が家の国道側の家のマンゴーの木が根元近くで倒壊しました。


見事に倒壊した、RBスーパーマーケットの看板塔です。


後ろに倒れた、映画の看板です。



さらに午後に大雨が降り続き、完全に水没した道路です。



この写真は、小康状態の日曜の朝と、大雨が降りだした午後の様子です。


これ以外に、大木の倒壊や折れた枝の落下が大量に発生していました。


サイクロンは、フィジーを横断した後、本島を反時計まわりにカーブして南に向かったため、フィジーに長時間大きな雨雲が覆い、23日までに激しい雨が。断続的に続きました。


土曜の午後、サイクロンが本島の北部を直撃した時点で、全島が停電となりました。


後からの情報で、北部の町の電柱が軒並み倒れ、倒れた大木で電線が切断されたために緊急に通電を停止したそうです。


停電のため、他の通信関係も不通となり、色々な面で混乱が発生し、フィジー政府は「非常事態宣言」を発令し、夜間外出禁止令も発令されました。


停電の後、私達は携帯ラジオのニュースで細々と情報を仕入れていましたが、だんだんと被害の状況が分かりだして、タベウニ島を始め、サイクロンに直撃された島々の壊滅的な状況がはっきりして来ました。


今日(24日)、午後9時30分頃にやっと電気が回復しました。


今現在の、サイクロンでの死亡者は、42名が確認されたそうです。


今日までは市民生活は非常事態が続いていましたが、明日からは本格的に復旧作業が始まる事を祈っております。

















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