フィジーの生活 「クリスマスのロボ(Lovo)料理」
以前のブログでも紹介しましたが、フィジーの伝統的な料理の内「ロボ料理」をもう一度投稿します。
フィジーでは、ロボ(Lovo)と呼ばれる豪快な料理は、南太平洋一体の島嶼国で今でも行われています。
庭に直径1m位の深さ50cmの穴を掘り、薪と一緒に2時間位焼いた石を穴に並べて金網を乗せバナナの葉を被せその上に準備した食材を乗せてバナナの葉とビニールシートで覆ったところです。
これは一般の家庭の規模です。この状態で、約2時間半蒸し焼きにします。
時間が来て、ビニールシートとバナナの葉を取り除いているところです。
アルミホイルに包んだ食材が現れたところです。
穴から食材を金網ごと持ち上げて、横に運んだところです。
穴の底のまだ十分に熱い石。まだ水蒸気が穴から上がってます。
食材を種類別に分けてるところです。アルミで包んだのは、タロ芋です。
鶏肉や豚ももは、ヤシの葉で包んでます。
焼きあがった、鶏肉です。
豚のもも肉です。
羊のもも肉です。
肉を切り分けているところです。
庭の木の下のテーブルで食事中の子供たちです。
ロボの準備は、ほとんど男たちで行います。
今回は、朝5時半から始めたそうです。
私たちが到着した時は、すでにカバーが掛けられていて、後は時間待ちの状態でした。
これで調理した鶏肉や豚肉などは、スモーキーで素朴な味で大変美味しいです。
今でも一般家庭では、ロボ料理は、特に冠婚葬祭などの時に行われてます。